念願の『出口のない海』観てきました!
何と言ったらいいのか…ただ「感動しました」では、なんだか安っぽくなってしまうような気がします。
120分間、時には大きく時には小さく、心のなかにずっと波が立っていた、という感じかなぁ。
私はあまり言葉を多く持っていないので、今日感じたことをどこまで正確に伝えられるかは分かりませんが、とにかくひとつだけ言えることは、
戦争は絶対間違ってる!
ということです。
ものすごく当たり前のことなのに、常に地球のどこかで戦争をしているという現実、おかしくありませんか?
映画を観ながら、”こんなの、あまりにも理不尽すぎる!”って、怒りが湧いてきました。
原作によると、回天という兵器はもともと魚雷を改良(と言うか、『改悪』なんだけど)して人間が乗り込めるようにしたものなので、未完成の部分も多かったそうです。
そのため、いざ出撃しても、故障のため帰るしかない、ということも多かったそう。
でも帰れば帰ったで、待っているのは「なぜ生きて帰ってきた」という周囲の冷たい視線。
死ぬも地獄、生きるも地獄…結局、彼らには死ぬことしか残されていなかったんですね。
まだ10代20代の、未来ある若者なのに。
最近、こういう映画を観るときは、気付くと『母』の立場になっています。
怒りはここからも来ているのかもしれません。
だって、人を殺したり、人に殺されたりするために子どもを産む母親なんていないでしょ!?
私は国を動かすための政治的なことはよく分からないけど、子どもに対して親が抱く思いは分かります。
だから、絶対に許せない!絶対間違ってる!
ずっと、そう思いながら泣いていました(周りにほとんど人がいなかったので、まさしく号泣でした)。
登場人物たちは、その中でも自分の夢を失いません。
試合ができなくなっても魔球を研究し続ける主人公や、オリンピックに出られなくなっても走り続ける北中尉。
戦争の理不尽さに怒る一方で、そんな彼らの姿に人間の持つ強さや美しさを見た思いがしました。
…私の表現力ではこのくらいが限界です。
興味を持たれた方はぜひご自分の目でご覧ください。
ただ、私の個人的な感想ですが、日頃聞き慣れない言葉や言い回しがたくさん出てくるので、余裕があれば原作を読んでからのほうがいいかもしれません。
少なくとも私は読んでおいて良かった、と思いました。
まったくの余談ですが、主役の市川海老蔵さん、本当に声が素敵。
あと、最初は昨日ののだめがシンクロしてちょっと奇妙な感じでした(すぐに映画に引き込まれたけど)。
のだめが始まる前に観に行っておくべきだったかも。
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